上海:地下鉄10号線の追突事故から人材不足が見えてきた
2011年9月、上海地下鉄10号線に追突事故が発生した。
地下鉄管理会社の責任者の話によると、
列車の自動コントロールシステムがダメになった後、
手動コントロールに変更した。
中央制御室担当者は経験不足のため、
一台の列車がレールに走っていることを忘れ、
列車が追突したことに至った。
これは今回事故の直接原因だった。
中国では、数多くの都市が地下鉄を建設していて、
地下鉄職員の人材流動が激しい。
上海地下鉄の職員の収入レベルは、
全国で後から弐番目になり、
一部の熟練者は杭州、蘇州、深セン等に転職し、
半分以上の技術者が流出されていた。
現在上海の地下鉄現場で働いている者は平均年齢30歳未満、
勤務年齢は3年未満。
だが、通常一人の制御員は勤務5年で、やっと熟練になれる。
一方、上海の地下鉄レールマイル数が増えている。
現在上海では11本の路線で、約425キロに達した。
“ますます増えてきた路線に対応するため、
たくさんの運転手が勤務半年から1年までになったら、
独立操作をしなければならない。
地下鉄会社は職員に対するトレーニングは、
路線の正常運営に対して、全く問題がないが、
緊急事態があったら、コントロールできない状況が出やすい”
担当者が感嘆した。
最近、上海市政治協商委員会のメンバーが地下鉄会社を視察し、
地下鉄運営に出てくる人材資源の不足と、
地下鉄事業の急速な発展との矛盾を解決すべき、
政府部門は資金投入と同時に、
地下鉄人材をいかなる手段を使って、
職員に安心して勤務してもらうことを工夫しなければならない、
また人材の補足にも力を入れるべきと指摘した。